未来を創造る食のデザインカンパニー
キラリと光る東三河の企業を紹介! Vol. 23 株式会社ダイケン商会
東三河は農工商バランスのとれた産業構造となっており、製造品出荷額等や農業産出額が全国的にも有数の規模を誇っています。そんな東三河を拠点に活動する魅力的な企業を取材し記事として紹介していきます。
第23弾は、愛知県豊橋市に本社を構える株式会社ダイケン商会です。
代表取締役の河村 昌則様にお話を伺いました。

事業概要を教えてください
ダイケン商会は豊橋市に本社を置き、東海エリアを中心に展開する食のデザインカンパニーです。
創業以来営んできた卸売業の「問屋」イメージから脱却し、従来の食品原料販売に加え、食品衛生コンサルや賞味期限の延長など、食にまつわる多様な事業を展開し、「食品をデザインする」というソリューションを提供しています。事業内容はもちろんですが、建物から社風まで環境を時代に合わせて変化させてきました。
ダイケン商会は安心・安全、おいしさ、賞味期限の延長の3つの視点から食品をデザインしています。
詳しくは当社HPをご確認ください。(https://www.daiken-shokai.co.jp/sdb/)


会社の特徴やこだわり、強みについて教えてください
ダイケン商会の特徴は、働きやすい環境が整っていることです。
会社が時代と共に変化してきたように、賃金形態の見直しや福利厚生の充実、豊橋子育て応援企業認定や健康経営優良法人を取得するなど様々な取り組みをしてきました。髪色も自由ですし、事務スタッフのネイルも許可しています。デザインカンパニーなので「美」は大事な要素です。もちろん食品会社ですので清潔感も含めてこだわっています。
業務としては、食に関する幅広い事業を展開している点にあります。
食品原料の販売と衛生管理を一つの会社で実現しているのは、ダイケン商会だけです。万が一、原料に問題が生じた場合も、通常は第三者機関への依頼が必要ですが、ダイケン商会では仕入れと衛生管理をワンストップで対応できるため、調査期間を大幅に短縮し、再発防止策まで迅速に提案します。このような体制が「原料に困ったらダイケン商会に相談すれば解決できる」というお客様の信頼につながっています。


最近の挑戦について教えてください
ダイケン商会は、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
持続可能な社会を実現するため、2023年からスイーツブランド「AMULATE」を製造・販売しています。サスティナブルな世界を今よりももっと身近に、もっと簡単に、もっと気楽に捉えてもらう為に、ダイケン商会が持つリソースを活用し、サスティナブルカカオを使ったスイーツの製造プロジェクトです。カカオ産地の社会課題(児童労働や森林伐採など)に配慮したサスティナブルなチョコレートを使用しています。
また、「料理をしたい」「もっとお手伝いしたい」といった子どもたちの声に応え、五感を活かした食育を目指した子ども向け料理講座を開催しています。
こうした活動を通じて、ステークホルダー(従業員、仕入先様、得意先様、地域)の利益を最優先に考え、次世代へ安心と安全を提供しています。



会社の理念について教えてください
会社のフィロソフィーとして“ステークホルダーの継続的利益を最優先に次世代へ安心と安全を提供します”という言葉を掲げています。
この理念を達成するために、5つの価値観・行動指針を設け、社員が同じ方向を目指すことができるよう取り組んでおります。元々卸売業として規模を拡大してきた会社を「食のデザインカンパニー」と変革すべく挑戦をしてきました。衛生事業への取り組みを始め、新しい分野にどんどん挑戦していったが、理念と価値観をしっかり定めていたので、従業員一同、やりがいを感じながら進むことができていると実感しています。
東三河の魅力について教えてください
今から50年ほど前は、豊橋及び三河湾地域にはアイスクリーム関連の企業が多く存在していました。その原料の卸売業が主な業務として1970年にダイケン商会が創業しました。時代と共にアイスクリーム会社さんは減少してしまいましたが、交通の利便性からか、お菓子をはじめとする食品会社さんは多数この地域に工場を構えていました。食品会社さんが根付くエリアとして見た時に、原料を届ける会社は必ず必要になると考え先代が会社を築き上げてきました。
ダイケン商会からすると、得意先である食品会社さんが多いことを魅力に感じています。
また、原料を集めるという観点でも、交通の利便性は魅力的です。日本全国からダイケン商会へ原料が届けられますが、日本の真ん中に位置しているので、関東や九州からもスムーズに原料を仕入れることが可能となります。
重複してしまいますが、交通の利便性はプライベートでも魅力を感じています。豊橋駅には新幹線が止まるので東京や大阪も遠く感じないですし、名古屋へは家族と敢えて車で買い物に行ったりもします。ほどよい距離にあるため遠出したような感覚と、大都市の雰囲気を感じることができます。これも豊橋という街の雰囲気と立地が前提にあるからこそだと思っています。
ダイケン商会では食のデザインカンパニーの一員として働く人材を募集しています。ダイケン商会の求人にご興味がある方は、お気軽にお問合せください。
https://tasuki-inc.com/job/35186/



移住希望の方へ
良く言われる話ですが、東三河は山と街と海がしっかりあるエリアです。東京のような規模の街でもなければ北海道・沖縄のような大自然でもないですが、それぞれが30分から1時間程度の距離感でしっかりと存在しています。自分の趣味や、やりたい事は時期によって変わり続けるものだと思いますが、どんな要望にもある程度応えられる、多様性のある土地ではないでしょうか。この地域資源を使いながら楽しもうという方であれば長い期間飽きないエリアだと考えています。
インタビューを通して
50年以上の歴史を持つダイケン商会さんですが、インタビューを通してまるでベンチャー企業のような勢いを感じました。河村社長が代表取締役に就任した2018年からもスピード感をもって挑戦と変革を続けてきたとのことです。従業員一人ひとりの裁量が大きい中でも、会社としての方向性が明確であり、チームとなって同じ目標に向かって進んでいるという強さを感じました。また、社員の平均年齢が若く、2021年には新しい社屋も完成。老舗でありながら、革新を続ける「老舗ベンチャー」と呼ぶにふさわしい企業だと感じました。


※取材日(2025年3月3日)時点の情報です。
会社名 | 株式会社ダイケン商会 |
住所 | 愛知県豊橋市神野新田町字ヘノ割4-1 |
代表取締役 | 河村 昌則 |
HP | 株式会社ダイケン商会 |